RES-P工法の適用範囲
適用地盤
粘性土地盤および砂質土地盤。
ただし、ピート地盤および地震時に液状化の恐れのある地盤※には適用できません。
※:ピート地盤ならびに液状化発生の可能性がある地盤については、地域毎の地盤図などの既往資料の調査、または別途の地盤調査により、対象建築物の設計者の判断が必要です。
建設予定位置にてスクリューウエイト貫入試験(場合によっては平板載荷試験やボーリング調査、コーン貫入試験等を追加)を実施し、基礎下2mまでの地盤強度が表に示す条件を満足する地盤に適用できます。
基礎の長期接地圧 p(kN/m2) |
地盤の極限支持力度 qd(kN/m2) |
基礎下2mの平均WSW (kN) |
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p ≦ 30 | 60 以上 | 0.50 以上 |
30 < p ≦ 80 | 90 以上 | 0.75 以上 |
適用構造物
- 小規模建築物
- 地上3階建て以下
- 建築物高さ13m以下
- 延べ床面積1500m2以下 (平屋に限り3000m2以下)
- 小規模工作物
下記の1〜3の条件全てを満たす建築物が適用対象です。
適用基礎構造
長期設計荷重度が50kN/m2以下の布基礎もしくは80kN/m2以下のべた基礎に適用可能です。