SWS試験以外の地盤調査結果を利用する場合

試験結果より地盤定数を推定し、直接入力します。
土質分類・N 値・粘着力 c から土質定数を推定することも可能です。

SWS試験結果を利用する場合

最大で5測点までの入力が可能です。
入力後、[記録用紙の印刷]ボタンから、
入力内容を画面上で確認することが可能です。
入力したSWS試験結果から地盤定数を推定して自動入力することが可能です。
※土質試験などにより値が判明している場合は直接入力してください。

荷重条件と基礎寸法を入力

部位ごとの荷重を入力することが可能です。
部位ごとの荷重を入力した場合は、2階(3階)が偏っている場合の検討も可能です。

伏図の入力

節点座標を入力して伏図を作成します。

基礎の寸法を入力

べた基礎の寸法を入力。
布基礎の寸法を入力。

深層混合処理工法

伏図同様、座標入力で配置図を作成します。
配置図を入力せず、本数のみの指定による検討も可能です。

小口径鋼管杭

羽根付き小口径鋼管杭の検討も可能です。
パイルド・ラフト基礎として地盤の支持力を加味した検討が可能です。

※深層混合処理工法と同様に配置を入力します。

浅層混合処理工法

荷重分散を期待しない場合の設計も可能です。

細径鋼管杭(RES-P工法)

コンクリート杭

RCパイルとH型PCパイルを選択可能です。
パイルド・ラフト基礎として地盤の支持力を加味した検討が可能です。

※深層混合処理工法と同様に配置を入力します。

基礎剛性を考慮した沈下検討が可能

支持力が期待できる層と沈下層の厚さで4つの分類から選択します。

許容値の変更が可能

計画建物に合わせて許容沈下量を入力することで設定できます。
(初期値は小規模建築物基礎設計指針に基づく値です。)

盛土荷重に対する検討が可能

盛土高さ・盛土範囲を入力することで、盛土荷重による沈下量の検討が可能です。
※地盤定数を設定する際、第1層目に盛土層の地盤定数を入力する必要があります。

張り出し長さと基礎梁間隔を入力することで、片持ち梁の検討が可能です。

べた基礎での片持ち梁の検討
布基礎での片持ち梁の検討

平成27年4月より施行される住宅性能表示制度「液状化に関する情報提供」に対応いたしました。
液状化判定を含む報告書の作成例

住宅性能表示制度の見直しについての概要(国土交通省ホームページ)

FL 値・PL 値・Dcy による液状化判定

中地震時・大地震時について FL 値、DcyPL 値から液状化時の被害程度を判定します。
液状化検討を実施する場合は、細粒分含有率 Fc(%) の入力が必要です。

より高い精度の判定のために、細粒分含有率と地下水位を原位置にて測定することが推奨されます。

  • 中地震動(地表面水平加速度値 200 cm/s2)と大地震動(地表面水平加速度値 350 cm/s2)について液状化発生に対する安全率 (FL 値) を求める。
  • ↓
  • 各深さの FL 値から PL 法による液状化の影響の程度を判定する。
  • ↓
  • Dcy 法により地盤変位から液状化の影響の程度を判定する。

H1H2 による簡易液状化判定

非液状化層厚 H1 と液状化層厚 H2 により液状化の影響を判定します。
FL 値を算出している場合は、FL 値によりH1H2 を判断します。
基礎モデルの各点に該当する調査データ名を入力します。
改良体の先端深度も各点に応じて設定が可能
メイン画面上で『計算実行&報告書の画面表示』ボタンを押すと起動します。
画面上で報告書形式の表示を確認できます。
ソースタブ上では、報告書の内容を直接編集することが可能です。
不要なページは非表示ボタンで非表示にする(出力しない)ことが可能です。
目次の番号も自動で修正されます。